ADHD(注意欠陥/多動性障害)はその名前が示す通り「不注意」「多動」「衝動性」を主症状とする発達障害です。近年、病名が認知されるに伴って大人での診断例も増えています。 ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社 ...
行動障害の原因と治療
ADHD(注意欠陥多動性障害)にはしばしば反抗挑戦性障害、行為障害などの行動障害を伴う事があります。これらの症状が出ている子供は反社会的な行動が目立ち、犯罪に至る場合もあり問題となります。この両者(ADHDと発達障害に伴う行動障害)には、脳の生化学状態において共通点があり、特に顕著 ...
脳機能スコアについて
5万人以上の脳画像を診断してきたダニエル・G・エイメン先生によると、画像で得られる脳の部分的な活動性から脳の症状が推測できるそうです。彼は、脳画像スペクトを見て脳機能を診断しますが、画像を撮影しなくても様々な症状から脳のどこの部分の活動性が低下もしくは亢進しているのかを推測できると ...
副腎疲労から回復する様々なパターン
副腎疲労治療の基本はとにかく休むことです。さらに副腎疲労に良い食事、副腎回復サプリを摂ってあげると回復までの期間を短くすることができます。(ご参考)・副腎疲労によい食事・副腎疲労回復サプリしかし、中にはいろいろやってもうまくいかない方もいて、そのような方々が副腎疲労外来を受診される ...
副腎疲労度と甲状腺機能低下の関係
副腎疲労、甲状腺機能低下はお互いに深く関係しています。関係性を見ることで副腎疲労の症状把握と今後の治療方針の決定に役立ちます。 甲状腺からでる甲状腺ホルモンは、体のエネルギー産生に大きく関わっています。甲状腺ホルモンが活性度の低いT4から、活性度の高いT3に変換されるため ...
症例20 41歳女性 慢性疲労、不眠
受診までの経過 体調不良でホルモンと栄養の検査をしたところ、補充が必要ということで1年少し前から栄養療法とナチュラルホルモン療法を始めた。Pcos、インスリン抵抗性の高さも指摘された。(ホルモンはプロゲステロン・DHEA・甲状腺、VDを補充)最初はよかったのだが、秋ごろから不正出血 ...