よく患者さんから「糖質制限は良いんですか」というご質問をいただくことがあります。人により大丈夫な人もいれば、やめた方が良い人がいるので一概に言えません。とくに副腎疲労の疲弊期で糖新生を苦手とする人は炭水化物により血糖値を維持する必要はあるからです。一方でカンジダ菌の栄養源は糖質なの ...
アスリートがパフォーマンス向上のためにできる4つのこと
美や健康はもちろん、アスリートのパフォーマンス向上を語るのに「腸内環境」なしには語れません。最近、アスリートの方の健康状態を診ることが多いのですが、一流のアスリート(中にはオリンピック選手も数人います)の中にも腸内環境があまり良くない方がいらっしゃいます。 腸内環境がよくない ...
過敏性腸症候群は発酵を誘発しない低FODMAP食が功をなす
過敏性腸症候群(IBS)は下痢や便秘を繰り返したり、腹部膨満感が続いたりする病態です。人によって強い下痢症状であったり、便秘の方が強い症状であったりと様々ですが、病院にいっても器質的異常が見つからず原因不明となってしまいます。ストレスやトラウマが背景にあることも多いようですが、腸内 ...
自己判断でグルテンフリー食事法を行う前にしておいたほうがいいこと
グルテンフリー・ダイエットを始める人が増えています。 小麦を控えめにしたら意外と調子が良かったため続けている人もいるし、ダイエット効果があると聞いてはじめてみる人も多いようです。しかし、グルテンフリー・ダイエットは痩せるための方法ではなく、元々は「グルテン依存性疾患」に対する ...
子宮内膜症対策には環境ホルモンを避ける食生活の工夫が吉
「子宮内膜症」は生理時の強い痛みだけではなく、不妊症の原因にもなっているため大変深刻な病気です。今回は「子宮内膜症」でお悩みの方、そして妊娠準備をしている方に向けて書いていきたいと思います。そしてホルモンバランスの乱れで起こるPMSの症状が強い方や、乳がん予防のためにも多くの女性に ...
子宮内膜症の根本原因は内分泌かく乱物質と炎症とエストロゲン
子宮内膜症は、本来子宮内にしかないはずの子宮内膜組織が子宮以外の場所で増殖する病気です。これは月経に伴って出血し、骨盤内に炎症や癒着を引き起こすため強い月経痛を引き起こし、生活の質を低下させます。原因不明と言われる子宮内膜症の治療は対症療法が主体ですが、子宮内膜を増殖させる働きをも ...